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「離宮庭園」

「世界で最も美しい湾クラブ」に初めて認められた「松島湾」
そして四季・季節の移ろいを感じる日本庭園

260を超える島々を有する松島湾。
眼前に広がる離宮庭園は、約5000年前に作られたと言われる世界にも類を見ない景勝地・松島の優美な姿を表現しております。
離宮庭園には、日本古来のイロハモミジ56本とヤマモミジ3本、日本の桜・ソメイヨシノ6本、ヤブツバキ26本、植えられており、四季・季節の移ろいをを感じることができます。
離宮庭園奥に広がる山には、イロハモミジ26本とヤマモミジ25本、ソメイヨシノ30本植えられております。
表玄関では、日本古来のシャクナゲ3本が皆様をお迎え致します。
庭園内植物の見頃について

松島離宮(まつしまりぐう)
仙台藩祖伊達政宗公の菩提寺「瑞巌寺」の守護神を祀る日吉山王神社のご加護を賜り、重さ1トン、黒漆塗り八角型の京造り宮神輿が前8名・後ろ8名、計16名が担ぎ、多くの担ぎ手により神輿巡幸にご来宮賜りました。
宮城県 松島離宮庭園内の「松島離宮(まつしまりぐう)」は、大山咋神のご鎮座の由来をたどりながら、 縁結び・安産・天下泰平・五穀豊穣を祀っております。

ハッピープール
また庭園内には、最大幅16m、外周53m、水深50cmのハッピープールがございます。
ハッピープールの由来は、これからも子供たちのために、そして家族がきれいな海水で楽しめるよう、ハートの形に想いを込めて作られました。
ハッピープールの海水は、浄水を自然界に近い循環浄化システムにより、身体に良いと言われる雑菌のない海水にしました。
安心してお楽しみ頂けます。
幸福のハート型のプールで、楽しい思い出のひとときをお過ごしください。

2020年一般社団法人照明学会「照明普及賞」受賞。

建物内は間接照明で目的に応じた照度を確保し、外構では埋込み照明をはじめ工夫された器具を採用しております。鮮やかなライトアップは周辺との調和が図られており、松島を訪れる人々に心地よい空間を提供すると評価を頂きました。

松島ハーバーライト in 宮城県 松島離宮

「松島ハーバーライト in 宮城県松島離宮」は、毎年12月10日より「宮城県 松島離宮」離宮庭園で開催されるイルミネーションイベントです。 離宮庭園にあるイロハモミジなど12種類230本の木々に彩られる「七色に変化する16万球のLED電球」によるイルミネーションで、白銀の世界のファンタジーをお楽しみください。

常設のプロジェクションマッピングと離宮庭園のライトアップ

松島離宮のシンボルである「レツルタワー」へのプロジェクションマッピングと、離宮庭園のライトアップが連動。夜の松島離宮ならではの体験をお届けします。松島の歴史は古く、何千年も前から地層が形成され、その風光明媚な景色を今に残しています。プロジェクションマッピングショーでは、レツルタワーをタイムマシンに見立て、松島の過去・現在・未来の時空を超える旅へとお連れします。

「宮城県松島離宮博物館」

世界で最も美しい湾クラブに加盟する「松島湾」の誕生秘話・
最古の魚竜類「ウタツサウルス」の原寸大模型の展示

絶景の国・日本。
島国にして山国という奇跡の大地は、3000万年におよぶ「日本誕生」という想像を超えたドラマがあります。
宮城県松島離宮博物館は、東北大学学術資源研究公開センターおよび東北大学総合学術博物館・高嶋礼詩先生監修の元、奇跡の大地・日本の誕生に伴う東北の地形の生い立ち、そして平成25年12月、「第9回世界で最も美しい湾クラブ」において日本で初めて加盟を許可された「松島湾」の約260余島から織りなされる美しい湾の歴史、そこに生きた縄文時代からの歴史を高嶋先生の研究を元に展示しております。
ウタツサウルスは、約2億5000万年前から2億4500万年前にあたる中生代三畳紀前期に生息していた、初期の魚竜上目に属する海生爬虫類の属。
体は細長く全長は3メートルに達するウタツサウルスは、宮城県歌津町(現在の南三陸町)館崎の海岸で最初の化石が見つかっており、宮城県松島離宮博物館では、原寸大の模型でウタツサウルスをご覧いただけます。
現在の日本列島がある場所がまだ海だった時代に生息したと考えられる貴重な生物の息づかい...日本列島の生い立ちとともにぜひその目でご覧ください。

2021年4月より「ブルーインパルス・フライトシミュレータ」を新設。

専用のコントローラーを使って、ブルーインパルス(T-4)で自由に飛び回り「宮城県」や「松島湾」を上空から眺め、楽しく地形や位置関係を学ぶことができます。

「レツルタワー」

ここに復元...十角三重塔の物語

1909年(明治42年)、宮城県において、松島を観光地として整備する松島公園計画が立案され、松島への外国人観光客の招致を目指したホテルとして、チェコ人の建築家ヤン・レツル氏の設計により「松島パークホテル」が1913年(大正2年)8月15日に開業しました。
当時の宮城県知事であった寺田祐之知事により「松島パークホテル」の設計に起用されたレツル氏は、のちに赴任する広島県知事時代に、世界遺産にも登録されている広島県物産陳列館(現在の原爆ドーム)の設計に起用されたことはあまりにも有名である。
のちに昭和天皇・香淳皇后がお泊りになられた「松島パークホテル」は、正面にそびえ立つ十角塔が象徴的で、松島の景観に調和させるために純和風・寺社建築の様式が用いられた。
松島離宮は、この「松島パークホテル」のシンボルでもある十角三重塔を当時の設計図に基づき、大工道具、建設業者が通常使う道具では造ることが困難な手仕事により忠実に再現しました。
檜の名産で知られる天竜川産総檜造。
屋根は銅板拭き。
頂点に輝く相輪は、高さ5m、京都で仕上げられた総金箔張り、見るも美しい日本最高峰の相輪に仕上げました。
最上階に佇む欄干は、職人の手塗りによりその深い「朱」を表現するために20回重ね塗りされたことにより、大変趣深い総漆塗りとして存在を示しています。
十角三重塔をより目の当たりにご覧頂くべく、最上階に続く周り階段を塔内部に配しております。
ぜひ最上階までお運び頂き、当時の日本建築の粋の全てをご堪能ください。
新たな日本三景・松島の象徴となるべく、この十角三重塔を「レツルタワー」と名付け、今日に続く松島観光の礎となった「松島パークホテル」を設計されたヤン・レツル氏に敬意を表します。

「離宮ホール」

多目的なホール、体験型ワークショップをお楽しみ頂けます
【営業時間】9:00~18:00(最終受付17:00)


コロナ対策認証店

離宮ホールと名付けられた多目的にご活用いただけるスペース。
宮城県松島離宮のコンセプトの一つ、「体験・学ぶ」スペースとして、さまざまなワークショップをご体験頂けます。
ご当地・宮城県は、「全日本こけしコンクール」(白石市)、「全国こけし祭り」(大崎市鳴子温泉)が開催されるこけしが産業・文化の一つであります。
鳴子こけし,遠刈田こけし,弥治郎こけし,作並こけし,肘折こけしと様々なこけしの系統がございます。
宮城伝統こけし組合連合会のご協力の元、宮城にあるさまざまなこけしの伝統を学び、そして絵付け体験をして頂けます。
そのほか多数のワークショップを日替わりでご用意しております。
また離宮ホールは、団体様のお食事会場として、各種会議、そのほか大規模な集まりにご活用頂けます。
天井が高く開放感のある室内で、さまざまな催し物にご利用くださいませ。

屋上庭園「天空のピクニック」

伊達政宗公も観瀾した松島湾に浮かぶ月を眺めてみませんか
【営業時間】9:00~22:00(最終受付21:30)

関ヶ原の戦い後、仙台に治府を定めた伊達政宗公は、仙台城の築城と併せて、領民の精神的拠り所とするため盛んに神社仏閣の造営を行いました。
とりわけ、この松島から観瀾(かんらん)する月を伊達政宗公は何よりも大切にしたそうです。
伊達政宗の兜の前立てが月をモチーフにしているのは、そもそも星や月といった天体は神々の象徴でもあり、加護を願って旗印や模様に取り入れたと言われております。
宮城県松島離宮の屋上には、政宗公も観瀾した月、そして260余島におよぶ島々を一望頂けます。
春には庭園に広がる桜の木々、夏は天空のピクニックで屋外バーベキュー、秋には離宮庭園の紅葉ライトアップと中秋の名月、冬には雪景色美しい五大堂と、季節の移ろいを朝から夜を通じてお楽しみ頂けます。

「宮城県松島離宮」ロゴマークについて

2018年1月に公立大学法人宮城大学事業構想学群日原広一教授監修の元、最終候補4案から一般の皆様からの投票、そして松島町観光親善大使であるサンドウィッチマン様、宮城県、松島町、観光協会様などからなる「宮城県松島離宮ロゴデザイン審査員」の皆様のご投票で選ばれました。
宮城県松島離宮の象徴でもある日本唯一の十角三重塔「レツルタワー」に、松島湾に浮かぶ満月を表現しております。
伊達政宗公の兜の前立てでもある三日月、そしてこの宮城県松島離宮の建物の形にもちなんだ、これから長く続く宮城県松島離宮の歴史を共に歩む象徴として大変すばらしいロゴマークでございます。

「宮城県松島離宮」営業時間

[営業時間] 8:00~22:00

  • ・離宮1dayパスポート(屋上・庭園・博物館)入場は、午前9時からとなります。
  • ・店舗毎に営業時間が異なります。それぞれの紹介ページをご参照ください。
  • ・シーズンイベントによって終了時間が変更となる場合がございます。

[休業日] 年中無休

  • ※一部の店舗は休業日が異なります。それぞれの紹介ページをご参照ください。