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「日本庭園」

「世界で最も美しい湾クラブ」に初めて認められた「松島湾」
そして四季・季節の移ろいを感じる日本庭園

眼下には「世界で最も美しい湾クラブ」認定の松島湾をトレースした縮小版の日本庭園を配置したのだ。
建物との調和が図られた広大な敷地に広がる、この美しい庭園は松島の自然環境と文化的な要素を見事に表現しています。
松島湾をトレースした水盤があり、モミジ、楓や桜や松の木が配置され水盤の中には木々の姿が映り込むのだ。
春には鮮やかな緑のモミジ若葉が芽吹き、淡いピンク色の桜の花びらが一緒に優雅に浮かび上がり、春の息吹が満ち溢れています。
秋には紅葉したモミジの葉が鮮やかな赤や黄色に輝きます。水面に映るモミジの姿は、その美しさと緻密なディテールによって、まるで水彩画のような観る者の心を和ませます。
周りを見渡せば波の猛威に晒された岩山が約1600万年前に形成されたもので、自然の造形美として露出し、その風貌は非常に珍しい。
この景勝地を背景に静寂な雰囲気の中で仏教修行や瞑想を行うことができる場所として平安時代以前から自然にまつわる神々がここに祀られて居るのだ。
庭園内植物の見頃について

幸福のカリヨンベル
愛を誓う「幸福のカリヨンベル」はモニュメントの高さ3.8mで、2011年3月11日16時40分、東日本大震災(松島町 マグニチュード9.0/震度6弱)の際に到達した津波の高さで世界平和、人類平和を願い建立され、幸せを願う音色を奏でさせます。
幸福のカリヨンベルを鳴らし、美しい調べが永遠の愛の誓いを交わして、二人の想いがカリヨンベルの音と共に幸せな旅路を歩ませてくれるのだ。拝

松島離宮(まつしまりぐう)
この庭園には仙台藩祖伊達政宗公の守護神を祀る日吉山王神社より分祀の神宮、「松島離宮」(まつしまりぐう)神社は、大山咋神(おおやまくいのかみ)ご鎮座の由来をたどりながら、 縁結び・安産・天下泰平・五穀豊穣を祀っております。拝

ハッピープール
また庭園内には、最大幅16m・外周53m・水深50cmのハッピープールがございます。
ハッピープールの由来は、これからも子供たちのために、そして家族がきれいな海水で楽しめるよう、ハートの形に想いを込めて作られました。
ハッピープールの海水は、浄水を自然界に近い循環浄化システムにより、身体に良いと言われる雑菌のない海水にしました。
安心してお楽しみ頂けます。幸福のハート型のプールで、楽しい思い出のひとときをお過ごしください。

2020年一般社団法人照明学会「照明普及賞」受賞。

夜には2020年一般社団法人照明学会「照明普及賞」受賞したライトアップは建物照明で目的に応じた照度を確保し、外構では埋込み照明をはじめ工夫された器具を採用して鮮やかなライトアップとプロジェクションマッピングは周辺との調和が図られており、必ずや鑑賞していただきたい作品なのだ。

松島ハーバーライト in 宮城県松島離宮

「松島ハーバーライト in 宮城県松島離宮」は、毎年12月10日より「宮城県 松島離宮」日本庭園で開催されるイルミネーションイベントです。 日本庭園にあるイロハモミジなど12種類230本の木々に彩られる「七色に変化する16万球のLED電球」によるイルミネーションで、白銀の世界のファンタジーをお楽しみください。

常設の「プロジェクションマッピング」と「日本庭園」のライトアップ

松島離宮のシンボルである「レツルタワー」へのプロジェクションマッピングと、日本庭園のライトアップが連動。夜の松島離宮ならではの体験をお届けします。松島の歴史は古く、何千年も前から地層が形成され、その風光明媚な景色を今に残しています。プロジェクションマッピングショーでは、レツルタワーをタイムマシンに見立て、松島の過去・現在・未来の時空を超える旅へとお連れします。

「宮城県松島離宮博物館」

世界で最も美しい湾クラブに加盟する「松島湾」の誕生秘話・
最古の魚竜類「ウタツサウルス」の原寸大模型の展示

松島湾は「世界で最も美しい湾クラブ」認定、日本で初めての加盟が認められた松島湾について、創設者のイブ・ボリウス氏はこのようにコメント。
「松島湾は湾に浮かぶ島々の景色がとてもきれいな湾。世界遺産にも匹敵するすばらしいところ」と評されました。
学術的に「松島湾」の誕生秘話を「宮城県松島離宮博物館」に、東北大学学術資源研究公開センターおよび東北大学総合学術博物館の監修のもと展示されています。
東北の地形の生い立ちや松島湾の歴史、そして縄文時代からの歴史について、その歴史や文化に触れることや、世界最古の魚竜類である「ウタツサウルス」の原寸大模型や宮城県歌津町(現在の南三陸町)館崎の海岸で見つかった貴重な証拠となる化石などにも触れることが出来ます。

「ブルーインパルス・フライトシミュレータ」

フライトシミュレータのブルーインパルスで自由に飛び回り宮城県や松島湾を上空から眺め、楽しく地形や位置関係を学ぶことも出来るのだ。
ぜひ、宮城県松島離宮博物館を訪れ、その目で松島湾の美しさやウタツサウルスの姿をご覧ください。

「日本唯一の十角三重塔(レツルタワー)」

超豪華な貴賓館since1913-1969松島パークホテル復元

ヤン・レツル氏の創造力が結集し、松島を世界へ導く「松島パークホテル塔部復元」 明治42年、宮城県に誕生した松島公園の夢。その一翼を担い、外国人観光客を魅了するために建てられたのが「松島パークホテル」です。1913年、チェコの建築家ヤン・レツル氏の手により誕生しました。
松島パークホテルは、ヤン・レツル氏の創造力と日本の伝統的な美を融合させた宮殿のような存在で、昭和天皇皇后陛下もが滞在された貴賓性を兼ね備えた館でした。 恋人同士が松島パークホテルで結婚式を挙げ、まるで童話の世界に迷い込んだような感覚に包まれたのだ。神秘的な松島の風景と、建物に宿る歴史と情緒が、二人の愛の物語をより深く刻み付けたのだ。
レストランは東京築地の精養軒が運営し提供されていたカレーライスは、その当時の一番人気メニューでした。カレーライスは洋風の料理でありながら、日本人の口に合うようにアレンジされ、松島ハーバーカレーとして観光客にとって特別な食事となっていたのだ。
松島パークホテルは、日本趣味をくすぐる伝統的な和風様式だったが海に向って90度に両翼を広げた建築プランは欧州の別荘建築で見られるバタフライスタイルで、中央には象徴的な十角塔は、松島の自然美と調和し、愛と幸福の象徴として建築され、訪れるゲストの憩いの場として提供されておりました。
この象徴的な松島パークホテル十角塔は、宮城県知事であった寺田祐之氏の発注によるものでありました。後に寺田祐之氏は広島県知事となり、1915年に広島県の物産品の販売を目的として建てられた「広島県物産陳列館」、ここでもまた設計はヤン・レツル氏が担当することと成る。この物産陳列館は現在の原爆ドームだ、その設計は世界遺産登録へと導き、高く評価されております。
ヤン・レツル氏の世界遺産に導いた設計力で、人々の幸せを願って建築設計された松島パークホテル十角塔をこの地に復元をし、かつての松島パークホテルのように数多くの夢の舞台として機能し、その美しい建物と壮大な景観は、多くのカップルたちにとって特別な瞬間の舞台となっており、数々の結婚式がこのホテルでお披露目され、恋人同士が永遠の絆を紡いで来ました。
松島離宮は、この歴史と美しさと愛が結びついた特別な場所を再現すべく、神宿るこの地に想いのすべてを捧げ建築竣工させたのだ。
それでは宮城県松島離宮建築の一端をご紹介申し上げよう。
日本文化を表現するには和風建築で材料の真髄はヒノキ材である。京都や奈良の重要文化保護指定はヒノキ材を多用しており長年の風雨、害虫にも耐えうることが出来るからである。使用したヒノキ材は明治時代「暴れ天竜」として洪水などの水害で恐れられていた静岡県天竜川を治めるためにヒノキが植林された。現在は「日本三大人工美林」の木材として名声を博しており高価な材料です。
この水害を未然に防いだ安全祈願として、この最高品質の天竜ヒノキ四面無節材を採用、十角三重塔のみで2億円の建築費である。
特に塔の内部には大工道具や職人の手仕事が忠実に再現されています。屋根には美しい銅板が使われ、頂上に輝く相輪は高さ5m、日本最高峰で京都にて作られた総金箔張りです。
朱色欄干は職人の手塗りで重ね塗りされた地元松島産の漆塗りを二十数回も施され、朱色の漆総塗り仕上げにし、その存在感を放っています。
塔内部には周囲に階段が配され、最上階までお越しいただければ、当時の和風建築の粋を存分に味わうことが出来るのだ。
この十角三重塔は設計者ヤン・レツル氏にあやかり、通称「レツルタワー」と呼び、新たな日本三景松島の象徴としてその名を刻みました。ヤン・レツル氏の創造力が結集し、松島観光の新たな旅立ちを迎えたのだ。

「離宮ホール」

多目的なホール、体験型ワークショップをお楽しみ頂けます
【営業時間】9:00~18:00(最終受付17:00)


コロナ対策認証店

離宮ホールは、学びや体験を重視した素晴らしいスペースです。宮城県松島離宮は、「体験・学ぶ」スペースとして位置づけられ、こけしの系統や伝統を学び、絵付け体験も楽しめます。さらに日替わりのワークショップを通じて新しいスキルや知識を身につけることができます。そして、団体のお食事会や会議にも最適な場所であり、大規模なイベントにもおすすめです。離宮ホールでの体験と学びは楽しく充実しており、さまざまな活動やイベント及び貸ホールとしても提供しておりますので是非ご活用ください。

屋上庭園「天空の屋上展望台」

伊達政宗公も観瀾した松島湾に浮かぶ月を眺めてみませんか
【営業時間】9:00~22:00(最終受付21:30)

湾から最も近い屋上3階フロアから260余の島々を眺めることができる開放的なスペース「天空の屋上展望台」をご用意しております。国道45号線から海沿いは高さ10m規制の制限の中9.99mまでの高さを確保し、最も近くから海に接することが出来るのだ。是非この機会に大自然の中で浜焼きやバーベキューなどを楽しみながら、そっと絆を深め愛の誓いを交わすも良い。
いにしえから人々を魅了している美しい島々、その恵みを受けながら人々が営む姿が共存している松島湾の情景を楽しめるのだ 。

「宮城県松島離宮」ロゴマークについて

2018年1月に公立大学法人宮城大学事業構想学群日原広一教授監修のもと、日原ゼミ学生が四点作成され、一般投票、松島町観光親善大使であるサンドウィッチマン、宮城県、松島町、観光協会様などからなる「宮城県松島離宮ロゴデザイン審査員」の皆様のご投票で選定されました。